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七竈と雪風

2006-07-06

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少女七竈と七人の可愛そうな大人
桜庭一樹の新刊。装丁に惹かれて思わずふらふらと買ってしまったけれど、私的には当たりでした。万人受けするかどうかは判らないけれども、少なくとも私好みではある。本を読み終えてイメージしたのは松任谷由実の「雨の街を」と柴咲コウの「泪月」。そんな一冊。

美しさと悲しさと、性を超えた透明性・刹那性。それらが押し付けがましいところもなく、そこはかとない雰囲気で作品全体を覆い、たゆたっているような。恋愛小説なのに、ベタついたところが全くない。さらりとしている。

少女を主人公に据えて、ここまで透明に作品を仕上げることができるのだなぁと思わず感心してしまいました。少女というそれだけで、多かれ少なかれ物語の透明性は否応無く損なわれるはずなのに(少なくとも、これは私の持論である。少年と少女とでは、少女の方がより早熟な分、より性的な存在であるように思う。何か「中性的・透明な」ものを描こうとするときに、少女はモチーフとして完璧とは言い難い)この本は見事に透明性を保つことに成功している。御見それしました。

思い出しては手にとって頁を繰る一冊になりそうです。

以上
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かおりさんのコメント

なんだか、ericaさんって、哲学的ですね。
本当に素敵です。
ファンです。

ericaさんのコメント

あ。以前もコメント下さった方ですよね?違ったらすみません。

哲学的というより、屁理屈なんだと思いますが(笑)ありがとうございます。照れくさいですね。

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erica/anego

  • Author:erica/anego

  • 都内某大学法学部卒。
    弁護士目指して法律のお勉強中。もっともこのブログで法律に言及することは殆どありません。この場は基本的に、頭を使わない場として私の中で位置づけられているので、何かを主張するというよりは、備忘録的に日々の記録を展開しています(不定期更新)。こんな非生産的なブログですが、息抜きがてらに遊びにきて貰えれば幸いです。

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