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ゼミとか刑訴とか

2004-07-31

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本日は久々に大学に顔を出して、ゼミの夏合宿での担当分野の割り振りなどをしてきました。ゼミネタ次いでに良い機会なので私の専攻について、少し書きたいと思います。

私の専攻は国際私法でありますが、国際私法とは何ぞや?という方も多いのではないでしょうか。「国際」と名の付くだけで、所謂国際法(国際公法)と勘違いをされてしまうことも多いのですが、両者は全く異なったもの。国際法は、大雑把に言ってしまえば世界を舞台にした憲法のようなものですが(あくまでメタファーです)、国際私法というのは、各国が各々有している法律と法律のぶつかり合いを調整する法律。であります。国際取引などの場面で、いずれの国の法律を適用するのか、ということを定めた法律。平たく言えば、各国法律間の交通整理を行っているものといえるでしょう。

「国際取引」なぞと言うとさも、時代の先端を行っているような感じがしますが、実は国際私法に用いられる「法例」という法律は明治時代に作られた旧いものだったりします。当然、明治時代のお偉方はインターネットの普及やテクノロジーの進歩など、想定しているはずもありません。そうすると、今の国際化した社会状況に法律が対応しきれなくなってくるという事態が生じます。今まではチマチマと修正したり、解釈したりで何とか対処してきたようですが、ここへ来て国際私法は全面改正がされることになっております。(お陰で私の師事する助教授は、生徒のレポートの添削どころではなく、日夜法制審議会絡みのお仕事に駆けずり回っている様子)

そんな、全面改正が予定される旧い法律を学んでもあまり意味がないので、うちのゼミでは一風変わった授業の方式を取らざるを得ない状況。普通の民法やら刑法やらならば、大抵どこのゼミでも事例問題を法に照らして検討していくだけでよいのですが、うちのゼミではそうは行かないのです。とりあえず、現行法例に照らして事案を検討した上で、現行法例の問題点を指摘。更には学者になったつもりで、その問題点を解決すべく新たな立法をしなければならないのです。

で。
夏合宿は普段のゼミの拡張Ver.。のべ2日ほど、喧々囂々とした議論を繰り広げる訳ですが、今回の議題が「不法行為」。不法行為と一口に言っても、その中には名誉毀損やら製造物責任やら、色々なものが含まれているはずのものです。しかし、法例では一口に「不法行為」とまとめられて規定された条文がたったの一つ、あるだけ。大まかに不法行為に関して規定しているだけなので、当然、条文の抽象性も高まります。でも、ぶっちゃけあんまり抽象的な文言では実務で使いにくくてしようがない訳で。そこで、当然当該規定(法例11条)も改正の対象にされています。私たちが夏合宿でやらされるのは、その再現、ね。再現と言ってもきちんと一から自分達で資料漁って、悩んで、ということをしますけれども。大きな議題なので、論点を分けて、担当を決めていくということを今日やった訳であります。私は、不法行為類型の中でも名誉毀損に関する論点担当と相成りました。一番大変なのは、原則を規定していくグループだろうな。。それぞれの論点を矛盾させないで調整していかなければならない訳だし。まぁ、ゼミはそんなところ。

その後は黄色い所で刑事訴訟法の授業。G先生が授業中、例として挙げる事例が次第に過激になってきていて、最近は聞いているこっちがハラハラしますよ。。G先生&I藤先生不仲説が実しやかに囁かれていますけれども、授業内での塾長ネタはそれを裏付けるものになるのか否か。それとも逆に信頼関係があるから、あんな危ういネタが使えるのか、測りかねます。

以上
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憲法答練

2004-07-30

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基礎答練第一回答案の返却を受けました。
合格点クリアの26点。(25点以上で合格答案です)
正直、喜んでよい点数なのか、非常に複雑。
(ちなみに、答練とは答案練習会の略称で、演習やら模試のような意味だと思って下さると良いのだと思います)

どこから話せば良いのか困るのですが、私は黄色い所の途中入会生です。

私が講義を受け始めた時点では、既に民法の2回目とかで、憲法は既に終了(殆ど6月に入りかけた頃)。1年コースの申込とあって、「かなりきついスケジュールですよ」と受付の方に脅されつつ、どうやって憲法をフォローしていくのが良いか、あーでもないこーでもないと相談の末、8月のお盆に入って一気にフォローするのが良いのではないかということに。私もすっかり安心?して、そのつもりでいたのですが、暫くして自分のこれからのスケジュールを手帳に落としていく内に、はたとあることに気づいたのでありました。
7月半ばには憲法の基礎マスター答練が始まってしまう…!
日にちを確認すればもう、10日後。それまでは順調に民法に専念して予習復習をきちんとしていたものの、ここからの10日間は実に地獄でした。憲法のフォローは1講義まとめて3時間できっちり、したかったので、学校などでまとまった時間の取れない日には集中して民法。少しまとまった時間が取れそうな日は睡眠時間を削って2講義まとめて憲法のストリーミングフォロー(☆注1:下記参照)。週末に至ってはぶっ通し12時間以上をフォローに費やすなどして、とりあえず憲法に一通り目を通すということに専念。お陰で、ノートは凡そ出来上がったが、全く知識を定着させる時間などなかったので、授業全体が薄っすらとしか記憶にない状態で基礎答練の当日を迎える。何も書ける訳がないので、行きたくなくて行きたくなくて泣きそうだったのですが、きっとここで行かなければ憲法のフォローは遅れたままになるのだろうなと思い、苦虫噛み潰したような顔で塾に行った気がします(苦笑)一度、嫌な思いをすれば必死でまた頑張るだろうと思って。

それこそ白紙答案を出す覚悟でいたのにも関わらず、実際授業が始まって、面食らいました。Unit1(☆注2:下記参照)で、その日の答練で触れる論点について、大まかな講義がされていたのです…!白紙答案を出すのが嫌で嫌でたまらなかった私が、必死でその1時間で論点を頭に叩き込んだのは言うまでもありません。。

で、この日記の冒頭に戻って下さい。
合格点でした…。これが、実力で叩き出した点数ならば素直に喜べるのですけれども、こんな一時凌ぎな方法で得た点数だと、凄く釈然としない。まぁ、もともと基礎マスター答練は、法律文書の形式に慣れてもらうことに主眼があるそうなので、そんなに拘る必要もないのでしょうけれど…。一つ、自分の記憶力の良さだけは確認出来たので、そこを上手く生かしつつ、あとはひたすら勉強するのみです。来週の応用マスターまでに憲法が何とかならないものかと思ってますが。。

まず、無理でしょうね!無理無理!
出来る範囲で頑張ります…。

以上

【補足】
☆注1:ストリーミングフォローとは、I藤塾が授業のフォローをネット上で行ってくれる制度です。時間を有効活用しなければならない私としては、とてもありがたい。
☆注2:I藤塾の講義は1Unit=60分×3Unitで構成されています。初めの1時間をUnit1、次をUnit2というように呼んでいます。

鬼沢裁判長にまつわる小ネタ

2004-07-29

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今が旬の?ニュースとあって、UFJの仮処分問題が本日の授業@黄色い所でり上げられた。民法に入ってからはとりわけ、倍速で回されるスピーカーのように弁舌爽やか(?)なI藤先生。その話の筋を必死で追う生徒たち。雑談を挟むくらいなら、そんなものなぞいらないから、もう少しばかり話す速度を落としてくれ!といいたいところだが、たまにはこういった雑談も良い気分転換になるものだ。少なくとも私はそう思う。

で。
何がどう鬼沢裁判長にまつわる小ネタなのかと言うと。

何と、鬼沢裁判長とI藤先生は修習同期なのだそうだ。
「あまり、記憶になくって思わず卒業文集(修習所の)を探してしまいました」
などと薄情(笑)なことをおっしゃられていたが、その文集をご丁寧に本日持参とのことで、教室で見せて貰う機会に恵まれた。どうやら、鬼沢裁判長は当初から確固とした裁判官としての意識と信念を有していたようで、短いながらもしっかりした文章であるように見受けられた。今回の判決を見る限り、20年来、その信念は薄れていらっしゃらないようである(端的に言ってしまえば、「自分達で合意して結んだ契約はきちんと守りなさい」と言っている今回の判決は、法律家として至極当然なことを言っている訳なのだが、経済界への影響も何のその!と筋を通しぬく点に、信念があるように思う)。信念を貫き通すことがときとして、良いことばかりとは言えないかもしれないが、こういう人は正直格好よい。でも、だからこそ20年も裁判官やっている割に未だ地裁止まりなのかな…と思わずにいられない。裁判官の出世の仕組みがどうなっているのか、よく解らないが、20年のキャリアを持っているにも関わらず地裁に配属されているというのは…どう頑張っても出世組的な印象は受けない。裁判官の世界はシビアなもので、お上(最高裁)にたてつくような判決を出す裁判官は、出世コースから外されるという話はよく聞く話…と、何だかどんどん脱線してきたので元に戻すことにする。

えぇと。
「余談ついでと言っては何だが」
と言って、次にI藤先生がめくったページにあった名前に驚いた。
青山吉伸。
そう。オウムの顧問弁護士として皆さん一度は名前を聞いたことがあろうかと思うあの、青山氏。彼もI藤先生と同期であった。文集には、「人の気持ちを良く理解できる人間になりたい」と書かれていたが、20年という年月はやはり、人を変えるには十分な年月であったようだ。鬼沢裁判長と対照的な道を歩んだ同氏の一文は、妙にやるせない感じがした。

同期の文章ばかり紹介しといて、自分はどうなんだ塾長さん!
と心の中で囁かなツッコミをしていたところ、I藤先生は自分の文章もきちんと披露してくれた。

……
………

成長してない…!!(大笑)

「いつか破れるかもしれない
 それでもなお夢を追う
 男はいつも
 ロマンティストなのです」

と書かれておられました。
文章を披露する前に、
「自分でも成長してないなぁって笑っちゃったんですけどね。恥ずかしいから笑わないで下さいね(恥)」
と、予防線を張っておられたが、申し訳ない。私も私の周りも、

大爆笑

でありました(笑)や。だって。他の人達皆真面目な文章を(文集に)残してるのに、I藤先生だけ微妙に異色!というか、何だその文章は!!(笑)面白すぎ…。いやしかし、夢を追い続けるのは悪いことではない。夢を追い続けてる~と口先三寸で実はプー太郎とかだと、人生の落伍者になりかねないが、I藤先生くらい成功していればそんなこともない訳で(成功してるのか…?多分、成功してるといえるのでしょう)。夢を追っているI藤先生の生き様には憧れる部分がある。私は、夢を描くだけ描いて、きっちり現実と線引きをしてしまう人間だから、夢に向かってそんなに直向きになれる先生が羨ましい。自分もあんな風になれたらとは思うが、なかなか。難しいものである。夢を現実に合わせるのではなくて、現実を夢に引寄せていける人間になれれば良いのだが。まだまだ、私は器も小さければ努力も足りてないのだろうと思う。

さぁ、これからも勉強だ。

以上

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erica/anego

  • Author:erica/anego

  • 都内某大学法学部卒。
    弁護士目指して法律のお勉強中。もっともこのブログで法律に言及することは殆どありません。この場は基本的に、頭を使わない場として私の中で位置づけられているので、何かを主張するというよりは、備忘録的に日々の記録を展開しています(不定期更新)。こんな非生産的なブログですが、息抜きがてらに遊びにきて貰えれば幸いです。

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